人気ブログランキング | 話題のタグを見る

霍建華(ウォレス・フォ)に関する最新のニュースや過去の記事を掲載します。
by yanhilary
カテゴリ
全体
霍建華のメッセージ
千金百分百
做頭
天下第一
風塵三侠之紅拂女
地下鉄
屋頂上的緑寶石
武十郎
胭脂雪
傷城之戀
「仙劍奇侠傳3」
interviews
event reports
見面会
霍建華の行動記録
その他の話題
以前の記事
2009年 02月
2008年 10月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
Links
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


ウォレス・フォ、初のコメディドラマ『武十郎』について語る!

大爆笑カンフー・アクションコメディ『武十郎』 
ウォレス・フォ&ミリアム・ヨン 独占インタビュー


瘋到癲笑到爆的【武十郎】 獨家專訪霍建華&楊千嬅(『電視劇』2007年第13期)
http://www.wallacehuo.org/news_area_content.asp?ID=384
テキスト by留影(手打版)
日本語訳 by Yan
(霍建華のインタビュー部分のみ抜粋)
ウォレス・フォ、初のコメディドラマ『武十郎』について語る!_e0070453_2150448.jpg

とても幸運なことに、我々は【武十郎】記者会見前に単独取材が許された2つのメディアの1つに選ばれたので、霍建華と楊千[女華]の二人に記者会見前の1時間ばかり、直接インタビューすることになった。取材場所は市の中心にある大きなホテルで、私は時間通りに到着したが、ホテルのロビーではドラマの宣伝担当者が待ち構えており、俳優たちはすでにスタンバイしているという。私達がまず最初に取材をするよう手配されており、宣伝担当者のあとに従って、左に曲がったり右に曲がったりして取材場所にたどり着いた。ファンの姿はないが、すでに大勢のスタッフがかなり大きめの控え室にあふれていて、私が中へ入っていくと、数十人からの視線を浴びて少々たじろいだ。向かい側の小華は着席しており、以前、何度か取材をしたことがあるとはいえ、私の顔を覚えていたらしく、「お久しぶりですね」と言ってくれたので、うれしい驚きを感じた。しばらくの間、彼と近況についておしゃべりしてから、話題を【武十郎】に移した。去年の夏、このドラマを上海松江でまる3ヶ月撮影していたとき、我々もできるだけ全行程を取材したいと思って、クランクインから、クランクアップまで、多少なりとも間近で、このドラマに接することに成功した。去年の取材中、最も印象深かったのは、このドラマの男性主役である霍建華が紙切れのようにやせ細った体つきだったことで、今にも倒れそうな感じがしたが、カメラを通すと、それがちょうど良い体格に見える。しかし実際の彼を見ていると、あまりの細さに身震いするほどだった。楊千[女華]は毎朝午前6時に起きて、夜の11時に仕事を終えるという規則的な生活を3ヶ月続けており、去年、独占取材を行ったときも、彼女が昼ご飯を食べる合間の時間を縫って大急ぎで行ったほどだった。取材の前、私は最初の10集ほどを見て、大体の概要を知ってはいたが、細かい部分や科白のすばらしいところは完全に理解してはいなかった。しかし、この文章を書くため32集をすべて見て、はっきりと内容は頭の中に入っている。ドラマのクランクインのとき、プロデューサー兼監督とシナリオについて話し合ったことがあり、その時彼は、ドラマの科白は、絶えず改稿を重ね磨きあげていると語っていたが、全体を通して最も印象深いのは、白冰冰さんのせりふだった。もともと非常に喜劇的な天分を持っている彼女は、自分のせりふに多くの笑いを加え、しかも大げさな表現のうちにも、内面の演技を忘れてはいない。素人である視聴者は彼女のコミカルな演技から楽しみを見出すが、プロの俳優である後輩たちは、彼女から喜劇をいかに演じるかを学ぶのだ。このドラマは6月初めに江蘇電視台で初放映され、すぐに最高視聴率を獲得した。7月には衛星放送でも好成績を収めるだろう。視聴者はこのドラマの独特な魅力がよくわかるはずだ。
ウォレス・フォ、初のコメディドラマ『武十郎』について語る!_e0070453_2153556.jpg

私はひと目見て、霍建華はとても太ったと大声をあげたくなった。【武十郎】の撮影のときの紙っぺらのような体つきから、【現代美女】ではずいぶん良くなり、【愛情占綫】の撮影が終わった後1ヶ月近くの休息期間を経た彼は、肌が白く透明で、次の作品の『胭脂雪』に合わせて新しい髪形にカットしていたため、富貴な家のおぼっちゃんのように見える。更に驚かされたのは、かつて自分が演じた役に対しては、あまり期待しない態度を見せたことだ。「期待しすぎると、もし結果がよくなければ失望も大きくなるからです。」でも私達がまじめに10集見たのを知った彼は、矢も盾もたまらない様子で、私達の感想を聞きたがった。「正直に言ってもいいですか?」「もちろん、みなさんのご意見を伺いますよ!」「実のところ、いくらかどたばただと感じました。」こう話しているとき、私の脳裏には、首にフカヒレを掛け、両手に鶏と鴨を提げた李亜寿の、美女を助ける英雄になりたいというオーバーな表情が浮かんでいた。小華はそれを聞いて屈託なく笑った。「いくらかですか!確かにそうです!」「自分で見ても、あの時、どうしてあんな壊れっぷりができたんだろうと思いますね」「でも良かったのは、千[女華]も、最も好きなのは後のほうの愛情劇の場面だと言ってくれたことです。」私も彼を慰めた。「ええ、全てがどたばたというわけではないわ。あとになれば、もっと深い感情場面もあるのでしょう!」取材が終わって、同行のキャメラマンが私に聞いた。「あなた達は楽しそうに何を話していたの?ふたりで身振り手振りで話し合っていたのを見たよ。」「そう? そうだったかしら?」私は李亜寿のいくつかのアクションが理解できなかったのだが、小華は言葉での説明に自信がないので、自ら身振り手振りで模範を示してくれたというわけなのだ・・・。

電視劇:【武十郎】は現在、江蘇テレビ局で初放映されていますが、あなた自身は見る時間がありますか?

霍建華:予告編と最初の何集かは見ました。(どのように感じましたか?)どう言えばいいかな。自分でも少しオーバーな感じはしますね。これは僕の初めての本格的喜劇で、大げさなのは、抑えてしまうより良いと思います。ずっと同じ様な役をしているのは本当につまらないですから、ちょうどこのような役を演じる機会があったのはよかったですよ。視聴者が受け入れてくれるかどうかは、あまり強要することができませんが、みんなが僕の変化を見てくれることを望みます。【武十郎】の場合はどたばた喜劇で、クールなユーモア劇ではありません。それに、カンフーやおかしな科白や生活体験などを融合した新しい試みで、僕はこれまでこのようなドラマに接したことはありません。今から見れば少しは欠点も見えますし、オーバーに演じすぎたかもしれません。もし次にもう一度演じる機会があるなら、もう少し抑えますよ。(このような役を演じて、元に戻るのは難しいですか?)演じている時、自分は完全に役に入って多くの感情を表現しますが、ふだんの自分とは全く違います。でも、その後自分の生活に戻って少し変わりましたね。プライベートでもいくらかハイテンションになって、仲間を笑わせたりしたので、彼らは僕の変化に面食らったようです(笑)。それから【現代美女】の撮影でも、笑いの要素を少し加えたらどうかなと思ったのですが、現代劇ですから、絶対駄目だと思いなおしました。監督に怒られてしまいますよ!(笑)

電視劇:あなたの演技方法は喜劇的なものからきているのですか?

霍建華:これはひとつの実験です。誰かが僕をまた喜劇に使ってくれないかと願っていますよ、今回とは違う種類のね。次はもっとクールなコメディをやってみたいな。

電視劇:【天下第一】と【紅拂女】でのあなたのアクションはとてもよかったですが、これまで、その方面についてはあまり話を伺っていませんでした。
【武十郎】中のアクションで、あなたにとって大飛躍になったのは何ですか?

霍建華:最も難しかったのは、笑いを取りながらアクションをしなければならなかったことですね。僕はもともとアクション俳優ではないので、動きの手順を覚えるだけでも大変なんです!アクションをしながら、多くの表情をしなければならず、同時に2つのことが要求されるのです。頭の中にふたつの異なった領域を作っておかなくてはなりません。ただ僕のアクションはまだ入門段階なので、要求はあまり高くありません。大体において基本的なことができればOKなんですよ。

電視劇:楊千[女華]はあなたとの愛情場面が強く印象に残ったそうですね。

霍建華:僕が演じる小人物は、実は輝いている点もたくさんあるんです。後半になると多くの感情場面が出てきます。このドラマは何層にも分かれていて、どたばたから始まりますが、後半は感動的で、この喜劇的人物も最後にはいくらか悲劇的な人間に変化していきます。嫌な奴ですし、単純で軽薄で、他人のことなどぜんぜんお構いなしで、ただ自分だけの事しか考えませんが、僕はそんな感じを羨ましいとも思います。僕達の今の生活はプレッシャーが大きくて、本音をいうことはなかなかできないですが、しかし彼は実にストレートです。僕が李亜寿に感心するのは、彼が率直に生きているからです。

電視劇:去年取材したとき、あなたは病気の一歩手前のように痩せていましたが、このドラマはこれまでで最も苦労の多かった作品といえますか?

霍建華:いままでで最も苦しかったですね。視聴者は大笑いしながらこのドラマを見るでしょうが、僕達はほとんど倒れる寸前でした。毎日37度の高温の中での撮影に加え、通常のドラマよりもアクション場面が多いですし、僕はさらに大量の衣装をつける場面があったし、本当に言葉でいえないほどの苦労がありました。

電視劇:これまで、これほど早口で科白を言うことはなかったのでは?

霍建華:早口の科白は僕の演じる人物に対する設計です。視聴者に、彼がとてもさばさばしていて、リズム感のある人間として感じてほしかったからです。

電視劇:【武十郎】は両岸三地(内地・台湾・香港を指す)の合作ですが、たとえば張国立先生のような内地の優れた先輩俳優と共演して、演技のうえではどんな収穫がありましたか?

霍建華:彼のユーモア感覚はとても強力です。今回は両岸三地の合作なので、役者たちはユーモアのセンスが全く同じではありません。まず僕と楊千[女華]は語感を調整するのが一苦労でした。国立先生は比較的遅く撮影に加わったので、僕らはすでに相当な時間、撮影をこなしていたのですが、彼が加わると、このドラマのスタイル、方向性、リズムがどんな感じなのかを見て取り、それから自分で調整をして、すぐに僕らのリズムに合わせていました。これはとてもすごいことです。僕は、他の人が自分に合わせるのではなく、自分が他の人に合わせることのできるのが良い役者だと思っています。ドラマ作りとは集団の仕事であって、個人のではありませんから。

電視劇:このドラマが放映されると、【屋頂上的緑寶石】と視聴率を競うかもしれませんね。

霍建華: それは、かえって良いのではないですか。なぜなら僕が役者として変化していることを証明してくれるからです。この2つの役はどちらも僕にとって非常に重要です。人物の造形も、これまでに演じた役とは完全に異なっていますし複雑です。役者には2種類あって、1つは役を自分に引き寄せるタイプ、もう1つは役に合わせて自分を変えるタイプです。僕は自分を役に合わせて変える方です。実際の性格はとても平板ですが、役に合わせてクレイジーになることもできます。実生活では表現できない多くの性格を、役の中ではすべて表すことができます。

電視劇:あなたは自分の演じた李亜寿が視聴者にどんな感じを与えることを望みますか?

霍建華:気楽さですね。お年寄りから子どもまで家族そろって見てもらえて、みんなに楽しんで欲しいな。深く考えず、特に感動したり泣いたりすることもなく、ただ楽しんでもらえたらドラマの目的は達成できたと思います。

電視劇;最近のあなたのインタビューをいくつか見ると、しきりに自分がもう若くないと言っていますが、どうしてそんな心境になったのですか?

霍建華:25歳を過ぎると、もう子どものような感じではなくなります。責任ということがわかってくるし、実際に多くの責任を負います。マネジメントの仕事も自分でするため、さらに責任感が出てきました。デビューしたときは若かったし、わがままも通ったかもしれませんが、今では多くの後輩がいて、時には手本となる必要があります。

電視劇:あなたにとって、2007年は特別な1年だと思いますか?

霍建華:僕はそういうふうに考えたことがありませんね。毎年進歩するのが最も重要なのであって、後をあまり振り返りませんし、成績を気にかける人間でもありません。既に撮影した【愛情占綫】と、これから撮る【胭脂雪】は全く違うタイプのドラマで、これまでに試みたことのないものですから、今はとても充実していると感じています。
by yanhilary | 2007-09-07 21:54 | 武十郎
<< ウォレス・フォ、撮影中のドラマ... ウォレス・フォ:「自分の城」(... >>